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人間にとっての温熱快適性の6要素
気温、放射温度、湿気、気流の4要素 着衣の量,人体の代謝量の2要素 着衣量 薄着なのと,厚着なのでは感じる温度がまったく違う。 衣服は人体と外界環境の熱交換で抵抗として働く。 衣服の抵抗値として0.155㎡℃/Wを1とした着衣量 クロ(clo)がよく用いられる。 代謝量 人間が生産する熱量を人体の単位面積あたりの発熱量 (W/㎡) 平均的な代謝量58W/㎡を1とする代謝率Metがよく用いられる。 熱の流出入と発熱 熱の流出入 熱は部屋の外と内に温度差があれば流れる。 1熱の伝わり方 伝導、対流、放射の3つがある。図3−2−2参照 1)壁や床と室内空気の間は対流により熱が伝わる。 2)壁や床の中は伝導により熱が伝わる。 3)壁から外部に対しては、対流と放射により熱が伝達される。 4)窓では,対流と放射で熱が伝わる。 5)建物の隙間から熱が伝わる。 最近の建築では気密性が高くなっている。 夏の昼間一般的な住宅住宅の場合壁床天井から入って来る熱は 40〜50%,窓から入ってくる日射熱は30〜40%、 隙間から入る熱は20%ぐらい。 室内で発生する熱 冷暖房器具、調理用のコンロ、湯沸し器、照明 人間100W/㎡ 熱の移動量の計算方法 図3−2−3参照 熱貫流 壁の一方側の空気からもう一方の側の空気へ熱が移動すること。 熱貫流率 熱貫流率Kを用いて熱貫流量を計算する 例えば、K=0.78W/㎡℃、内外温度差20℃、壁面積60㎡なら 熱貫流量は0.78×20×60=936Wになります。 (熱貫流率は,熱伝達率、熱伝導率から計算します。) 熱負荷とその種類 室温を一定に保つためには,損失した熱の分だけ,熱を投入する必要がある。 投入する必要のある熱量を熱負荷という。以下の3つがある。 外部負荷 壁体等からの熱貫流が要因となる貫流負荷 開口部からの日射による日射負荷 漏気による隙間風負荷の3つがある。 内部負荷 照明や給湯設備や人体からの発熱 外気負荷 換気など外気導入による 次回から3回にわたって,これらの具体的な数値を計算し、冷暖房空調設備 に必要なエネルギー量を,具体的なイメージとして捉えたいと思います。
by tsuka7072
| 2007-05-02 20:30
| 環境工学2
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