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住宅の維持監理 暮らしの安全工学−11
■はじめに 人間が生きていく上で、最低限必要なものとして水があります。 阪神大震災等の大災害時に明らかになったように、給排水、 電気、ガスなどのエネルギーの供給、循環が壊れると 人間の生活に大きな障害が発生します。 ■給水システム 各市から水道本館で供給される。受水槽方式の場合水槽の清掃、 ふたに鍵をかける等の安全対策が必要。 1直圧方式/戸だて住宅等小規模な建築。 2高架水槽方式/受水槽にためた水を塔屋に設けた高置水槽にポンプアップし 落差を利用して水を送る。昔のマンションに多く見られる。 水槽の維持監理。タンクは太陽光線を防ぐ塗料の塗り替え。内部の清掃 等の維持監理が必要。(高架水槽は特に太陽光がよくあたる) 3圧送方式/受水槽にためた水を圧送ポンプを利用して送る。新しいマンション に多く見られる。 4中水システム/水使用量の多い施設では、お風呂の排水を集めて浄化し、 トイレ排水等に再利用する。水資源の節約。(以外に維持監理費がかかる) 5雨水利用/雨水を集めて散水等に利用。(手間がかかる) 6地下水の利用/以前は都市の工場でランニングコストの削減のために ほとんどの工場で行なわれていた。(地盤沈下等の問題が発生) その他、30年、40年と経過すると都市に埋設された配管や、建築内の配管 の劣化の危険性があるため、定期的な点検と改修が必要。 ■排水システム 1合流方式/排水処理能力の高い大都市ではほとんどこの方式。 汚水(トイレ)雑排水(水道水の排水)雨水排水すべてを下水道に流す。 2分流方式/汚水のみ浄化槽で浄化し、雑排水、雨水は側溝に流す。 側溝に流れた排水は川に流れ込み、例えば琵琶湖等に排水される。 環境問題が発生している。 3排水ます/排水の詰まった時の掃除用としての役割。 4トラップ/封水を設け、下水からにおいの上がってくるのを防ぐ。 普段水を使用しないトイレ等の排水目皿は封水が破れやすいため こまめに水を足すことが必要。 電気ガスは食事を作る時の火力として、冷暖房のエネルギーとして、照明 コンセントとしてまた通信のエネルギーとして使われている。最近の電気ガス エネルギーの利用について考える。 ■電気エネルギー オール電化/原子力エネルギーの利用から夜間電力の有効利用を積極的に 展開している。ヒートポンプシステムの効率が加速度的に良くなったことから 冷暖房、給湯への利用。夏の電力消費のピークカットから、エコアイス等夜間電力 利用への誘導政策(割引料金)。 給湯の貯湯方式と電磁調理器の普及がポイント。 1低圧引き込み/戸だて住宅 2高圧引き込み/一般のマンションでは電気室を設けトランスを設置する。 3単相、三相/照明コンセントは単相。ポンプ等能力の大きな機械は 三相(動力)を利用することが多い。 4分電盤/配線の系統を分けて、非常時の安全性を高める。 照明、コンセントを分ける。コンピューターを分離。エアコンを分離。 単独回路、たとえば電子レンジ等使用電力が大きな設備。 ■ガスエネルギー ガスコージェネレーションは、発電、その時の廃熱利用によって エネルギー効率を高める。ガスによって、電気をつくり出すこと。 その時の廃熱を利用して、給湯へ利用すること。 ガス料金の割引による誘導政策。 冬は給湯消費量が多いので効率的だが、夏給湯消費量が減った時の 廃熱利用がポイント。 1ガスメーター/ガスの異常を感知して自動的にストップ(安全性) 2ガス器具/ガスの異常を感知して自動的にストップ(安全性) 3ガス給湯器/最近の屋外に設置するセントラルタイプ 屋内設置タイプの内、吸排気を外部に出すタイプの安全性は高い。 昔、よく簡易的に、流し等に設置されている一カ所のみ給湯する 給湯器は、空気の入れ替えが必要なので、注意が必要。
by tsuka7072
| 2008-12-15 12:10
| 暮らしの安全工学
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