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高齢者の福祉用具と住環境整備を考える
スェーデン高齢者施設フォトギャラリー2 福祉用具とは 社会保障制度の中で位置づけられる福祉用具について 以下の指定を受ける用具は特別な要求に基づくものであり 一般用途ではないことが条件 公的介護保険法において保険給付される福祉用具 健康保険法の中で給付される福祉用具 1身体機能を補う機器類 杖、歩行器、車いす 2建築物に設置する機器類 リフト類、段差解消機、椅子式階段昇降機 1身体機能を補う機器類 杖 Tケイン T字型は握りの力点と杖先が直線にそろい すべりにくい 杖歩行と住宅 両側杖歩行の場合通路幅は800以上 必要 (910モデュールの場合廊下幅は750となる) 歩行器 固定型歩行器の幅は550〜600 歩行車 歩行車の幅は560〜700、長さ700〜900 シルバーカー 買い物かご、いすにもなる 屋外で使用されることが多いので玄関に置き場が必要 住環境整備 1木造住宅は、軸組構造の在来工法と、壁構造のツーバーフォー 工法 がある。改修時、ツーバイフォー工法の壁は構造的役割が 大きいので撤去する時は注意が必要 2コンクリート構造は、多くのマンションに見られる柱、梁による ラーメン構造と,壁式構造がある.改修時マンションの内壁は ラーメン構造の場合はほとんどすべて撤去可能 3住宅の廊下幅を850確保するためには柱間1000モデュール が必要 4住宅の各部屋の入り口幅も850確保が必要 #
by tsuka7072
| 2007-05-15 11:59
| バリアフリーデザイン論
5室内の熱環境設計その2 室内空気汚染と換気 070509(水)
梅花女子大学フォトギャラリー1 学生会館2階カフェ 室内の空気汚染 人から発生する二酸化炭素、燃焼器具、建築内装仕上げ 汚染物質 二酸化炭素CO2、一酸化炭素CO、窒素酸化物NO2 ホルムアルデヒド 換気の目的 室内空気汚染物質を人間の健康を守るための許容濃度以下におさえる。 許容濃度 体積濃度で表し単位はppm 1ppmは1㎥あたり1㎤の汚染物質が含まれている状態を示す。 1ppm=0.000001 CO2の許容濃度は1000ppm=0.001=0.1%(建築基準法、室内) CO2の外気中濃度は300ppm=0.0003=0.03% 換気の目的と必要換気量 人に必要な酸素を供給すること 燃焼器具に必要な酸素を供給すること 室内で発生する汚染物質を排出すること 熱、湿気、臭気を排出すること 通風によって快適性を保つこと 換気量の単位は(㎥/h)1時間あたりの体積 換気回数 換気量を部屋の容積で割る(回/h) 1時間あたり部屋の空気が何回入れ替わったかを表す 必要換気量の計算法 部屋の容積をV(㎥)とし、必要な換気量をQ(㎥/h)とする。 外気濃度をC1(㎥/㎥)、室内許容濃度をC2(㎥/㎥)とする。 汚染物質の室内発生量をM(㎥/h)とする。 1、室内に持ち込まれる汚染物質の量はC1×QおよびMとなる 2、室内に排出される汚染物質の量はC2×Qとなる 3、室内の許容濃度をC2に保つための換気量は上の二つの式の汚染物質量が 等しくなる状態の時であることから C1×Q+ M=C2×Q M= C2×Q—C1×Q M=Q×(C2−C1) Q=M/(C2−C1)必要換気量は汚染物質の発生量を室内許容濃度から 外気濃度を引いた濃度差で割れば計算できます。 問題1 人から発生する二酸化炭素と必要換気量 部屋の二酸化炭素濃度を1000ppmに維持するための換気量をもとめる。 外気濃度C1を300ppm、人から発生する二酸化炭素排出量C2を 0.021(㎥/h)とする(一人あたり) Q=M/(C2−C1)=0.021/(0.001-0.0003)=30㎥/h これから一人当たり30㎥/hの換気量が必要なことがわかる。 6m×3m×3mの容積の部屋に10人の人がいる場合の換気量及び 換気回数を求める Q=30×10=300㎥/h 部屋の容積6×3×3=54㎥ 300÷54=5.5 換気回数は5.5回になります。 部屋の気密性が高い場合換気扇の能力としては 300㎥/h以上のものを選定 問題2 燃焼器具使用寺の必要換気量 燃焼器具の種類 1開放型、2半密閉型、3密閉型(FF型) 開放型燃焼器具(ガス給湯器)を使用した場合の換気量を求める 燃焼に要する空気量を理論空気量という(0.86㎥/Kw・h) 12Kwの能力の燃焼器具の理論空気量は0.86×12=10.32㎥/h 外部空気の酸素濃度をC1=21% 室内空気の酸素許容濃度をC2=20.5%(建築基準法) (酸素濃度が21%から19%に低下すると不完全燃焼によりCOが発生 CO濃度0.02%程度から中毒症状が出始め1%で数分で死ぬ) Q=M/(C2−C1)=-0.21×10.32/(0.205-0.21)= 42×10.32=433.4㎥/h 換気扇の能力としては433.4㎥/h以上のものを選定 問題3 シックハウス対策の必要換気量 ホルムアルデヒドの室内濃度指針0.1mg/㎥(厚生労働省、建築基準法) ホルムアルデヒド発散建材の表示記号とホルムアルデヒド発散速度 F☆☆ 0.02〜0.12 mg/㎡・h使用面積制限 F☆☆☆ 0.005〜0.02 mg/㎡・h使用面積制限 F☆☆☆☆ 0.005以下 mg/㎡・h 床面積A㎡,天井高さ2.4m F☆☆☆建材が内装材として床面積の2倍 家具として床面積の3倍使われてる場合のこの部屋のホルムアルデヒド 濃度を0.1mg/㎥に維持するための必要換数回数を求める Q=M/(C1−C2)=0.02×5A/0.1-0=A 必要換気回数はN=Q/A×天井高さ=A/A×2.4=0.42回/h 建築基準法では、安全を見て0.5回としている。 部屋の面積A=6m×3m=18㎡とすると 換気量Q=18㎥/h 換気扇の能力としては18㎥/h以上のものを選定 (ただし24時間換気が必要です) #
by tsuka7072
| 2007-05-11 06:08
| 環境工学2
5オープンスペースから学ぶこと 課題説明 070508 塚口明洋
•歴史や文化を生かし自然と調和する環境デザインについて考える •都市にはさまざまなオープンスペースがあります。それらは さまざまな 歴史の中でつくり出されてきました。そして、現在の生活の 中で重要な意味を持っています。神社やお寺の境内、河川敷、 都市公園、広場、空き地。 •オープンスペースの存在は都市にくつろげる場所を提供します。 •今回の課題では、茨木市の元茨木川緑地の茨木神社から 川端康成記念館あたりを選びその魅力、問題点を見つけ出し グループで話し合い現状分析、改善の方法について発表して もらいます。 塚口より設計した建築の紹介 1、高齢者施設、リハビリテーション病院、リハビリ施設 屋外空間の設計,透過性のある建築,風景を楽しむ 2、住宅の考え方 みちに対して表情をもつ,外部空間を取り込む、光 3、インテリアの考え方 奥行きのあるインテりア、素材の重要性 6オープンスペースから学ぶこと 発表、議論 070515 •デジカメ等で撮った写真をもとに観察調査の結果について発表して もらいます.各グループで1名が代表で発表して下さい。 •撮影した写真をメールで以下に送って下さい •tsuka7071@hotmail.co.jp •発表内容について検討し、文献調査、ヒアリング調査を行ってもらいます。 (A6サイズのスケッチブックを使用しメモをとる。1、言葉のメモ、 2、スケッチによるメモ,3、実測によるメモ。) (実測方法、1、立体図にW,D,Hを記入する方法. 2、平面、展開4面に寸法を記入する方法) 今回はメモをデジカメで写しメールで送って下さい。 7オープンスペースから学ぶこと まとめ 070522 •グループで1つの報告書、あるいは提案書を提出して下さい。 •A4サイズの用紙で1枚から3枚にまとめて下さい。 • 授業のブログをつくりました.参考にして下さい。 •梅花女子大学生活環境学科 塚口研究室 •http://tsukab.exblog.jp/i0 参考文献 •都市の景観 ゴードン・カレン 鹿島出版 •日本の都市空間 伊藤ていじ他 彰国社 •都市のイメージ ケビン・リンチ 岩波書店 #
by tsuka7072
| 2007-05-09 13:57
| 環境デザイン演習
高齢者の身体特性から住環境整備を考える
スェーデン高齢者施設フォトギャラリー1 1,加齢による機能変化 神経・筋機能 住環境上の配慮 筋繊維が細くなるための筋力低下 手摺の取り付け 腰掛けベンチの設置 運動神経の刺激伝達速度の低下 引き戸の採用 おおきなクレセント 視覚機能 白内障、視力の低下 適切な照明環境、色のコントラストを はっきりと 聴覚機能 高い音小さい音が聞こえにくい 骨格系 骨粗鬆症、転びやすい 手摺の取り付け 段差解消 心・血管機能 動脈硬化、心筋梗塞 浴室脱衣室の暖房、緩勾配の階段 呼吸機能 肺活量の低下 緩勾配の階段、激しい運動がしにくい 腎臓・泌尿器系 排泄機能の低下 寝室の近くにトイレ 消化機能 咀嚼機能の低下 誤嚥 食事時の注意 2、心理的特性 記憶力の低下 新しい環境になじみにくい 3、疾病による障害 廃用症候群 障害の原因 住環境上の配慮 長期臥床、関節固定により起きた症状 歩行困難、バランス低下 階段昇降困難、立ち座り困難 脳血管障害 脳梗塞等脳が血栓で塞がれて起きる 片側の上下肢での動作になる 心筋梗塞 心臓の筋肉に栄養分を送る冠動脈が 階段をのぼる連続動作 閉塞したためにおこる 重い荷物を持つ 糖尿病 高血糖がつづく 視力障害 転倒 4、痴呆 アルツハイマー症脳、血管障害による 徘徊時の転倒防止、安全性の確保 以上高齢者特有の身体機能の低下を十分配慮して住環境整備 を考えることが必要である。 新築住宅の場合には,例えばモデュール寸法を通常の910から1000 と大きくすることで廊下の幅を十分にとるような配慮が必要になる。 高齢者の場合は,ちょっとした骨折等の入院により廃用症候群等 による身体機能の低下を招くので安全性が重視される。 #
by tsuka7072
| 2007-05-09 13:29
| バリアフリーデザイン論
人間にとっての温熱快適性の6要素
気温、放射温度、湿気、気流の4要素 着衣の量,人体の代謝量の2要素 着衣量 薄着なのと,厚着なのでは感じる温度がまったく違う。 衣服は人体と外界環境の熱交換で抵抗として働く。 衣服の抵抗値として0.155㎡℃/Wを1とした着衣量 クロ(clo)がよく用いられる。 代謝量 人間が生産する熱量を人体の単位面積あたりの発熱量 (W/㎡) 平均的な代謝量58W/㎡を1とする代謝率Metがよく用いられる。 熱の流出入と発熱 熱の流出入 熱は部屋の外と内に温度差があれば流れる。 1熱の伝わり方 伝導、対流、放射の3つがある。図3−2−2参照 1)壁や床と室内空気の間は対流により熱が伝わる。 2)壁や床の中は伝導により熱が伝わる。 3)壁から外部に対しては、対流と放射により熱が伝達される。 4)窓では,対流と放射で熱が伝わる。 5)建物の隙間から熱が伝わる。 最近の建築では気密性が高くなっている。 夏の昼間一般的な住宅住宅の場合壁床天井から入って来る熱は 40〜50%,窓から入ってくる日射熱は30〜40%、 隙間から入る熱は20%ぐらい。 室内で発生する熱 冷暖房器具、調理用のコンロ、湯沸し器、照明 人間100W/㎡ 熱の移動量の計算方法 図3−2−3参照 熱貫流 壁の一方側の空気からもう一方の側の空気へ熱が移動すること。 熱貫流率 熱貫流率Kを用いて熱貫流量を計算する 例えば、K=0.78W/㎡℃、内外温度差20℃、壁面積60㎡なら 熱貫流量は0.78×20×60=936Wになります。 (熱貫流率は,熱伝達率、熱伝導率から計算します。) 熱負荷とその種類 室温を一定に保つためには,損失した熱の分だけ,熱を投入する必要がある。 投入する必要のある熱量を熱負荷という。以下の3つがある。 外部負荷 壁体等からの熱貫流が要因となる貫流負荷 開口部からの日射による日射負荷 漏気による隙間風負荷の3つがある。 内部負荷 照明や給湯設備や人体からの発熱 外気負荷 換気など外気導入による 次回から3回にわたって,これらの具体的な数値を計算し、冷暖房空調設備 に必要なエネルギー量を,具体的なイメージとして捉えたいと思います。 #
by tsuka7072
| 2007-05-02 20:30
| 環境工学2
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